BHのマスコット・じんぼうくんがつづるブックハウスの毎日
by bh-jinbocho
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
カテゴリ
全体
本日のおきゃくさま☆
ブックハウスイベント
お知らせ
サイン本コーナー
あれやこれや
神保町グルメ
イベントレポート
絵本作家さんのこと☆
フェア
原画展
メディア紹介情報
へなちょこスタッフ
ランキング
グッズ情報
勝手に育児日記
おはなしくまさん
未分類
以前の記事
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
more...
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

「真島節子先生と長谷川摂子先生にお会いするの巻@ポプラ社 絵本カフェ」
058.gif056.gif060.gif
ポプラ社さんの素敵なサロンで月に一度開催されている 「絵本カフェ」。 絵本作家さんと美味しいカフェタイムを過ごすという素晴らしい企画です。

f0101969_16535431.jpgさて今月のゲストは、昨年末に 「このへやあけて(ポプラ社)」 をご一緒に出されたばかりの 真島節子先生(画)と、長谷川摂子先生(文)。 長谷川先生は 「めっきらもっきらどおんどん(福音館書店)」 、「てのひらむかしばなしシリーズ(岩波書店)」 など、また、真島先生は 「ママだいすき(こぐま社/まど・みちお文)」 、わらべうたえほんなど 『代表作』 というものをたくさんお持ちの大御所のお2人です。 

f0101969_16541114.jpg大御所・・というとイメージがちょっぴり堅苦しいですが、絵本カフェの会場の机の上には可愛い人形や動物のぬいぐるみたちでいっぱい、お二方とも笑顔で優しい雰囲気がそこら中にあふれていました。 その世界各地から集められたお人形たちは真島先生の持ち物で ご自宅にはまだまだお人形やぬいぐるみのほか、骨董などのコレクションがあるそうですが それらが真島先生の創作のヒントになったりするのかと考えると、お人形たちも幸せだな、なんてふと思ったりするわけです。

f0101969_1655673.jpgさて、まずは 「このへやあけて」 という絵本を作られたきっかけを伺いました。 お2人は私生活でも仲良しさんだそうですが、ある日真島先生が長谷川先生に何気なくお渡しになった真島先生のイラスト入りカレンダー、(伊勢丹が毎年出している非売品のカレンダーで、真島先生はイラストを30年間ご担当されています) それをご覧になった長谷川先生の中から たちまち むくむくと詩が浮かんできたとのこと。 詩の絵本の第一人者である長谷川先生らしいエピソードです。 そうしてこの絵本が作られることになったのです。 

f0101969_165766.jpgさあ、絵本の中身をちょっと拝見・・・。 鮮やかな見返しの縞の色が目に飛び込んできます! 次のページをめくりたくなってきますね。 



f0101969_16583746.jpgそれぞれページ毎に周りに縁取りがあります。 これについて長谷川先生は 「これなしではただの現実みたいなニュアンスになってしまったでしょう。縁取りがあることで、ファンタジーの世界をより印象づけられました。そういうものがほしかったの。」 と真島先生を大絶賛。 
確かに、美術品の額縁のようで 見ている側はものすごい奥行きを感じます。 絵に関して長谷川先生は 「絵を描く方 (真島先生) の美意識のすごさを目の当たりにした」 ―縁取りの幅へのこだわり、ものすごいバランス感覚、これ以上でも以下でもない、これほどの強い緊張感・プロ意識を始めて見た、とおっしゃいました。 

f0101969_176769.jpg真島先生は 「そんなことないわよ」 と微笑みつつ控えめにおっしゃいましたが、ラフを見せていただいたり原画通りに印刷するために工夫を重ねていく過程をご説明いただいたりすると 素人の私たちでも大変な作業だということが分かります。 
f0101969_1761724.jpg


f0101969_1772290.jpg本を読み進めていくと、不思議と一冊読み終えるまでに、1つの大きな波に乗るように静かに始まり盛り上がりそしてまた静けさへ戻っていく、あの感覚を思い出します。 詩の絵本って一ページ毎に完結したものが多いですが、この本はつながりのようなものを感じます。 それは長谷川先生と編集の方のこだわりによるものでした。 「一貫したもの」 でまとめたいと思われた長谷川先生、敬愛するスウェーデンの画家カール・ラーションにヒントを得て、表紙から裏表紙までつらぬくように絵本をまとめられました (それが何かは、絵本を読んで実感してみてくださいね)。 それが見事に成功している、というわけです。 優雅な流れに沿って 長谷川先生の文 (うた) がリズミカルに動いていて、真島先生の絵は大きく美しく、それぞれが呼応して素敵なハーモニーを奏でています。

――「 『完璧』 という言葉は中々使えないでしょう。 でもね、この絵本には使いたいの!」 …充足感あふれるキラキラ輝く目で 「このような方々と共に絵本を制作する現場にいられて幸せ」 と語る長谷川先生に 私たちも深く感動しておりました。

言葉遊びの詩の魔術師・長谷川先生と わらべうたなどに数々の絵をつけられてきた真島先生。 「うた」 に関してのベテランのお2人がタッグを組んでできたこの 「このへやあけて」 、長谷川先生をして 「完璧な絵本」 といわしめるこの絵本が 面白くないわけがありませぬ!! みなさま、どうぞお手にとってごらんください。 長谷川先生の詩のリズムの心地よさ、真島先生のこだわりの絵・・・何拍子もそろった贅沢な絵本で、読み聞かせも楽しい一冊です。

「このへやあけて」 はせがわ せつこ作  ましま せつこ絵
税込価格: ¥1,155 (本体 : ¥1,100)  ポプラ社
ISBN : 978-4-591-10576-4
発行年月 : 2008.11

072.gifただいま お2人のサイン入り絵本 販売中です! なくなり次第終了となりますのでご了承ください。 詳しくはこちらをどうぞ♪

※ブログでご紹介しております書籍・グッズはお品切れの場合がございます。 予めご了承くださいませ。
[PR]
by bh-jinbocho | 2009-03-13 15:35 | 絵本作家さんのこと☆
<< 「おはなし会♪ 千代田おはなし... 「ハンス・フィッシャー生誕10... >>