BHのマスコット・じんぼうくんがつづるブックハウスの毎日
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「たちもと みちこさんに 会っちゃいました!!」
今月もポプラ社さんの絵本カフェに参加させていただきました♪ 美味しいスイーツをいただきながら 今日は たちもとみちこさんのお話を伺いました。

絵本や雑貨、CMやポスター、公共デザインなど様々なところで触れるたちもとさんのとてもカラフルで個性的な作品たちは、一度目にすると忘れない非常に気になる存在。 おしゃれでどこか遠い異国の匂いのする、新しくも懐かしくも感じる不思議な感覚。 ワクワクするような動きの可愛いキャラクターたち・・・。 いろいろな 「ステキなキーワード」 が詰まっている たちもとさんの作品のファンはとても多いことでしょう。

f0101969_20584619.jpg生みの親である たちもとさんもそのイメージ通り、高い位置でのおだんごヘアにシックなワンピース、キュートな笑顔と、おしゃれで可愛らしい方でありました。 そしてまた大阪芸術大学 (母校) の文芸学科で絵と文を融合させるイラストレーションの授業をなさっている准教授、というプロフィールにもびっくりです。 ひたすらスゴイ方なのでした。

f0101969_20331074.jpgさてさて、2月の新刊 「まじょまじょリーナ(ポプラ社)」 は、たちもとさんが初めて手掛けられたお子さま向け読み物。 たちもとさんが小さい時から大好きで 「いつか描いてみたかった」 という魔女。 「どんな家に住んでいるのかな、ファッションも好き、小さな女の子は一度は魔女にあこがれるな、どんなことができるかな、もし魔女と友達になったらこんなことをやってみたいな」 そんなワクワクする思いを詰め込んで作られた 魔女と普通の子の友情を描いた一冊です。 魔女への想いが強く、「どういうキャラにするかギリギリまで迷い、タッチを変えたりした」 ほどという、主人公の魔女・リーナ。 この絵本では、登場するものたちの動きや滑らかさを入れたいと、カクッカクッとした動きではなく滑らか目にした、といいます。 たくさんの表情も合わせて、グーっと読みこんでみてください。 この本の中にたくさんの気になる呪文や言葉が出てきますが、ダンナさまと呪文の言い合いっこ?をして、意味不明な言葉をお互いに言い合っている時に 面白かった言葉を選んだそうで、そこにも注目です!

「文章とラフを丁寧に、時間をかけて行い、ここまでできたら一安心。 後は勝手に手が動き、楽しんで描きます」 というたちもとさん、その 楽しんで描いている気持ちが 絵本にも現れているから 読み手もこんなに ワクワクするんですね。 ラフを拝見いたしまして、(うっかり・・・



・・・写真を撮り忘れてしまいました!) その細かさ、奇麗さにびっくりしました。 ちなみに、読み物の挿絵はカラーとモノクロがありますが、モノクロの方も たちもとさんはすべて最初にカラーで描かれてからグレーに落として調整をしているということで、まあああ・・・ (この辺りまで伺うと、もう、言葉も出ず 目が尊敬のあまりハートになっておりました016.gif)。

f0101969_13453469.jpgところで、たちもとさんといえば、雑貨や他の絵本でのユニークなキャラクターたちが思い浮かびますが、これってどういう風に生まれるんでしょう? 「スケッチしたり、資料を見たりは残念ながら (笑) しないんです。 想像で描いています。 いろいろ描いているうちに、時々訳わからない動物になったり (笑) 」。 キャラクター設定やそのものの動き、厚み、色合い、どれもキラキラ魅力的ですが、全部 想像の世界の住人なんですね! 「電車に乗っていて、ふとカバみたいなおじさんを見つけてしまったり (います、います!003.gif)、(バンクーバーオリンピックの) フィギュアスケートの選手・プルシェンコを見てると、どう見てもライオンが踊っているみたいに見えたり (笑) 、かえるみたいなおばさんとかいますよね」 それを聞いて大爆笑の私たち。 街中にいる人を 擬人化、ではなく、擬動物化 (?) して楽しんでいるたちもとさんの姿を想像すると たまりません。 とっても愉快な、芸術家の視点、たちもとさんの頭の中をのぞいてみたいなあ、きっと遊園地みたいに楽しいんだろうなあ。


f0101969_1344456.jpgさて、私はずっとたちもとさんの絵を、切り絵 (貼り絵) と思っておりましたが、実はマックを駆使して作られているそうで驚きました。 ラフは手書きで、モノクロでスキャンし、テクスチャーをはめ込んでいく。 テクスチャーはクレヨン・アクリル絵の具・水彩などたくさんのものを使って柄を作り、スキャンしてマック上でコラージュをするという手法です。 学生の頃は無機質なものしか描けないと思い、食わず嫌いだったというマックを使うようになったのは大学を卒業してから。 子ども向けの映像を作る会社に入り、アナログとデジタルとを融合させて温かい作品が出来上がる面白さを実感したことが 今のたちもとさんの世界の発端となったということです。 PCを使うと 「平面的で無機質、冷たい感じ」 と想像しがちですが、けしてそうではなく、表現方法のひとつであるということ、勉強になりました。 「マックの中でトーンを変えたり、色の彩度を高くしたりすると偶然違うものができたり、素材感が生まれていく。 新たな柄ができてうれしい。 食わず嫌いをせずに、これからも現代でなければできない手法を取り入れて どんどん勉強していきたい」 というたちもと先生に、これからも目が離せませんよ! 
とても楽しい時間でした。ありがとうございました♪


【たちもとさんのプロフィール +α】
f0101969_13461416.jpg絵を描くのも好き、外で遊ぶのも大好きだったという幼少期、石川県ののどかなところで、田んぼでおたまじゃくしをつかまえたり雪が降ったら家を作ったりと活発な少女でした。 魔女になりたかった時もあります。 世界の絵本シリーズ (15冊くらいのセット) でいろんな国のお話を熟読。 
古着などふるぼけた感じが好きだった。 集めているものは、ぬいぐるみ。 気付いたら変なものが置いてあったりする。 グレーの中に赤の差し色があったりと、ちょっぴり地味目なものが好き。

1976年金沢生まれ。1999年、大阪芸術大学デザイン学科卒。 1999~2001年、制作会社で映像に携わる。 グラフィックデザイン、イラストレーションを中心に絵本作家、 クラフト作家など様々な分野でユーモラスな世界を広げ ジャンル、アイテムを問わない作品を制作。 著書の絵本に 『アニーのちいさな汽車』 『じっくりおまめさん』 (学研)、 『はだかの王様』 『てぶくろ』 (ブロンズ新社)、 colobockleの紙工作えほんシリーズ 『ニノのまち』 『トムのおもちゃ箱』 (PIEBOOKS) など他、多数。
子どものマルチメディアを企画制作するレーベル「colobockle(コロボックル)」を主催。
中目黒の閑静な住宅街にあるSHOPは、絵本はもちろん グッズも販売されて、作品などもたくさん並ぶ とても落ち着く空間です。


↓こちらもぜひ! たちもとみちこさんのいろいろが読めます☆
f0101969_2046973.jpg「立本倫子colobockle apartment Pooka+ 」
Pooka編集部編
税込価格: ¥1,470 (本体 : ¥1,400)
出版 : 学研教育出版  サイズ : 30cm / 87p
ISBN : 978-4-05-403837-0  発行年月 : 2010.1
表紙には たちもとさんがチョコンといらっしゃいます☆ 素敵なアトリエ、手作りのぬいぐるみ、など作品以外にも 写真たっぷりで たちもとさんの情報が盛りだくさん。 センダックがお好きなことも描かれていましたネ。 


※ブログでご紹介しております書籍・グッズはお品切れの場合がございます。予めご了承くださいませ。
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by bh-jinbocho | 2010-03-04 20:00 | 絵本作家さんのこと☆
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