BHのマスコット・じんぼうくんがつづるブックハウスの毎日
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「いいから、いいから! ~長谷川義史さんちょっぴりインタビュー!~」
f0101969_1353747.jpg2010/10/9~ブックハウスギャラリーにて開催中の 「いいから いいから4」 の著者、長谷川義史先生に、ちょっぴりおはなしを伺いました。 ブックハウスでも大人気の いいからいいからシリーズの制作秘話から、こっそり裏話まで (?) 、さて、どうぞ!

f0101969_13401350.jpg― 最初にこの絵本を作ることになったきっかけは?
[長谷川義史さん(以下、[長])] もともと学研の雑誌で、第一話の基になる “かみなりの親子” のお話があったんですよ。 ぼく講演会で 「ライブかみしばい」 (お話をしながら絵を描いていく) してるんですけどね、この話をもとにそれをしていましたら、幼稚園の子どもたちが3回くらいやってきてね、「これを絵本にしてくれ~」 と言うんですよ。 それで絵本館に話を持っていったんです。 それがきっかけ。

― 登場するテーマ?が、1から、かみなり、おばけ、びんぼうがみ、にんじゃと続いています。これは?
[長] 1の最後のページ、おじいちゃんがおばけと話している絵で終わっているからね、読者から 「次はおばけなんですね、早く出してください」 みたいに言われちゃって。 もともとシリーズにしようとは思っていなかったものだったんだけどね。 それで、おばけ。 それから、3は最初、宇宙人にしようと思っていたんだけど (あっ、そういえば、2のラストに宇宙船みたいなものが!) うまくまとまらなかったので、まあ貧乏神になったということかな。 そして4は、オーサービジットで仙台の小学校に行った時、みんなに 「次、なにがいい?」 って聞いたら、“忍者” っていう答えが圧倒的に多くて。 ああ、子どもたちは忍者が好きなんだなと思ったの。
― なるほど~、いいからいいからシリーズは、読者の声がたくさん入ってるんですね。
[長] そうですね。
― 4のラストは、アイディアが二つあったそうですが。
[長] 絵本ではラスト、忍者になるのがお母さんですが、お父さんというバージョンもあったんですよ (ブックハウス注:ギャラリー内にて、ラフ画を両方飾っています!)。 最後のオチをどうしようかなと思いながら描いていたんだけど、「お母さん」 の方が意表をついて面白いなーと思ったんです。 女の人の方が、決断とか行動とかが大胆だと思うので。 元気で、どうしようもないことでも一生懸命やる (笑) 。
― このステキなおじいちゃんにモデルはいますか?
[長] いえ、これはね、ぼくの中の理想像的なおじいさん。 本に出てくる街並も、まあ、想像の世界だけど、ちょっとぼくの住んでいる近所みたいなところはあるかな。 都会なんだけど、昔ながらの下町風なところも残っているような。 ぼくの近所は、いいですよ、こんないいおじいちゃんが、いそうなところ。
― 4の中で、ここに注目!はどこでしょう。
[長] 忍者とおじいちゃんの最初のやりとり。 そして忍者が成長したところね。 やっぱり 「あせることはありません、のんびりやれば いいから、いいから」 というセリフね。 最後お母さんに対しても言っています。
― 絵本作りはどのように?
[長] 作絵の時に関しては、絵はほとんど描き直しはないですね。 結構早く描いてしまう。 そのかわりね、文章のことをよく考えます。 声に出して読んでみて、ポンポンポンと出てくるような読みやすさなどを大事に。
― シリーズ2作目から、扉ページの掛け軸の下の方に、ひとことずつ言葉が描かれていますが。
[長] いいのかなぁ、こんなことバラしちゃって (笑)。 2は 「SHIMODA」 ね。 絵本館から、1が人気あるから、早くシリーズにしようしようと急かされて、次を作ろうと言われてね。 忙しくて、すぐに作れないよと言ってたんだけど、冗談で 「温泉に一週間くらい行ったらできる」 と言ったら、本当に伊豆の下田に一週間連れていってもらったの。 下田の温泉宿に籠って描き上げました。 4,5日くらいでできちゃった。 でも、描きあがってから、熱が出てしまって、あんまりこういう無理はあかんなあって。 まあ、そんなわけ。 3は「TEMPURA」 。 ははは。 絵本館の社長さんがね、「長谷川さん、○○日にてんぷら食べに行こう」 って言うからね、待ってたのに ころっと忘れてて、電話したらうろたえて。 それからしばらく、「てんぷら」 でいじめたなあ(笑)。 例えば?そうね、社長と話すたびに 「ぼくね、てんぷらって食べたことないんだけど、美味しいのかなあ」 なんてしらっと言ったりね。 それで、その延長で、絵本にも描いちゃった。 4は、「OYASHIRAZU」。 ぼくね、最近親知らずを抜いたんですよ。 前に2本、既に抜いているんだけど、集中して描くためにもね最近また1本抜かなくちゃいけなくなって。 でも、前に抜いた時に本当に痛くて痛くて、なかなか今回しぶっていたんです。 でもまあ、いちかばちかと抜いてみたら、今回は意外に経過もよくて。 親知らずを抜くときってね、その手術の前後、酒が飲めなくなるでしょ。 しばらく酒飲まずにいたら、思わず仕事がはかどって(笑)。 親知らずのおかげで、早く終わったという、ね。 そんな意味がこもってる。 
― 長谷川さんの絵本は、ページのすみからすみまで眺めていろんな発見がある、何度読んでもその都度新しい発見があって楽しいですね。
[長] 例えば、もうみんなほとんど気付いているみたいやけど、2でおばけが出てそれ以降、あのうちにおばけが住み着いてるよ。 (わー本当だ! 3にも4にも おばけがいる! みなさんも、見つけてみましょう♪)
― ところで、「いいからいいから」 な出来事は最近ありますか?
[長] 本当かわからないんだけど、ぼくのまわりで聞いた話で。 ご主人がリストラにあった奥さんがいてね、その時に 「いいからいいから」 って言ったそうですよ。

―「いいから いいから」 がこうやってどんどん広がっていくと、なんだか日本がすてきになっていくような、そんな気がします。 「いいからいいから」、楽しくなる不思議な呪文。 お話していたら、長谷川先生が、とっても楽しんで このシリーズを描かれているなあという感じをうけました。 だからこそ、私たちが読んで さらに楽しいんでしょうか。 長谷川先生、これからもシリーズ楽しみにしています! ありがとうございました。
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by bh-jinbocho | 2010-10-23 13:39 | 絵本作家さんのこと☆
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