BHのマスコット・じんぼうくんがつづるブックハウスの毎日
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「なかえよしを先生&上野紀子先生にお会いしました☆」
 みなさん、小さいころに読んで、大好きだった絵本はなんですか? 今でも覚えている絵本はありますか? そして、今も好きな絵本は?

 そんな質問に、おそらくたくさんの方が、この絵本を思い浮かべることでしょう。 何十年も愛され続け、変わらぬ人気のある絵本・・・ それは、

「ねずみくんのチョッキ」
f0101969_16481756.jpg(なかえよしを作/上野紀子絵/ポプラ社)。 
発売からなんと来年で40年 (!) 、そして今も不動の人気を誇る、まさに “絵本界の宝” の一冊です。 今の子どもから、以前子どもだった方 (?) まで、世代を越えた幅広いファン層を持つ、ものすごい吸引力を持った絵本。 スタッフ (ひ) も、まさにそのファンの一人。 現在の読み聞かせも含めて、何度読んだか分かりません。
 

 そんな 「ねずみくん」 シリーズの生みの親、
なかえよしを先生上野紀子先生にお会いする機会を、ポプラ社さんの絵本カフェでいただきました♪ 夢のようですよ♪
 
 お二人の最新刊は、 「あめあめふれふれ ねずみくん」(ポプラ社)。f0101969_1646393.jpg これからの季節にぴったりな一冊です。 こちらはなんとシリーズ30作目。 たくさんのねずみくんのお話の中で、みなさんのお気に入りはなんでしょうか。 なかえ先生は、ご自分の著書では常に新しく作ったものが一番、前に作ったものを忘れ、常に次に向かうから、ということをおっしゃっていました。 最新刊 「あめあめふれふれ・・・」 は 「チョッキ」 と同じくらい最高だよ、と先生から言われてしまったら!これはもう、みなさん、読みたくてウズウズですよね、え?もう読んだ?すみません・・・008.gif

 「あ、ぼくたちはね、夫婦なんですよ。 名字が違うから、よく打ち合わせ大変ですね、なんて言われますが、夫婦だから打ち合わせもスムーズで頼み事もしやすいですよ・・・」 なんて話題から始まった、なかえ先生、上野先生の絵本についてのおはなしを、ちょっぴりご紹介いたします。

<なかえ先生のお話>
 「ねずみくん」 は 「ねずみくん」 まででひとつの名前。 “鼠”くん、ではありませんよ。 動物にはそれぞれ個性があり、それを利用して物語を作りたいと思っています。 アメリカの有名なねずみは犬を飼っていますが(笑)、 ぼくたちの絵本では、ねずみ、象といった動物の個性 (大きさなど) を生かし表現しています。 例えば最新刊は 「あめあめふれふれ」 だから、水にぬれていい動物ばかり出てきます。

 ぼくたちの絵本はシンプルに、文も絵もなるべく書かずに “余白” を大事にしています。 余白はいろんなことを考える余裕を与えますね。 そんな考える力を大事にしたい。 文がシンプルな分、絵は表情をオーバーに、それだけで伝わるようにしています。 でもね、あまりにもシンプルなので、若い人が 「これなら自分も作れるんじゃないか」 と思っちゃう。 シンプルは、本当は難しいんですよね。 まあ、今では、本当は大変なことを、そうじゃなさそうに思ってもらうのがいいかなと思ってます。

 最初は (40年前) ねずみくんはシリーズになると思ってはいなかったですね。 でも、「ねずみくんのチョッキ」 が好評で、次を依頼されました。 「チョッキ」 と同じようにシンプルで、面白いものを作らなくてはという思いがあり、「りんごがたべたいねずみくん」 (2作目) ができましたが、これが一番苦労したかな。 でも何もないところからでも考えればできるじゃないか、という自信につながった一作です。

 「扉の国のチコ」、これは 「ねずみくん」 とずいぶん絵が違うけれど、作が違う時は絵も変えてもらうように (上野先生に) 頼んでいます。 大変なのは承知ですが。 ねずみくんだと、鉛筆16種類くらい使って描き分けています。 他の絵本だと、油・水彩・コンテ・・・いろんな画材を使って、変化があって楽しいです。 絵本を読むほうも、また描く方も、楽しめますよね。 絵本原画は一般的に1.6倍で縮小印刷するんですが、ねずみくんは原寸で描いていますよ。

――起承転結が好きで、(4コマ漫画でいえば4コマ目、) 絵本でいえば15コマ目にお話をひっくりかえす、そんなものを作りたくてね、とおっしゃる なかえ先生。 まさに、先生方の絵本は、最後のオチで 「あっ!」 とさせられ、それがじわじわ効いてきて、病みつきになってしまうんです。

 たいへん多才な上野先生の描かれる絵を、絵本を読んでも十分楽しめるのですが、来年、ねずみくん生誕40周年ということで横浜近代文学館で展覧会をされるそうです。 その時にはお二人の世界、そして上野先生のすばらしい原画の数々を実際に目にすることができるんですね。 とても手がかかっていて特殊なので、自費出版したと言われる 「ペラペラの世界 (透明な紙に印刷してある、とてもステキな絵本。 電子書籍にはならない絵本!ご覧になった方々から、ため息がもれていました)」 や、ファンが多く復刊待ちという 「宇宙遊星間旅行」 などの貴重な展示、販売もありそう?!今からとても楽しみです。

 なかえ先生、上野先生、始終おだやかで、優しい笑顔で、ていねいにお話をしてくださいました。 ねずみくんシリーズをこれからも楽しみにしています。 楽しい時間をありがとうございました。
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なかえ先生(左)、上野先生(右)、そしてねずみくん、ねみちゃんのぬいぐるみ、に囲まれて (つい、スタッフ(ひ)が中に入ってしまいました・・失礼しました) 記念撮影♪

 ポプラ社のみなさま、貴重な機会をいただいていつもありがとうございます♪

(ひ)
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by bh-jinbocho | 2013-04-30 17:02 | 絵本作家さんのこと☆
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