BHのマスコット・じんぼうくんがつづるブックハウスの毎日
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「西巻茅子先生にお会いしてきました♪」@ポプラ社絵本カフェ
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東京芸術大学美術学部で、ありとあらゆる美術を学ばれた西巻先生は、大学を卒業後、アルバイトの傍ら、リトグラフという手法で絵はがきなどを作られていたところ、こぐま社に「(リトグラフで)絵本を出してみませんか?」と声をかけられ、『ボタンのくに』で絵本作家デビューされたそうです。

ブックハウスでも大人気、西巻先生の代表作の一つに必ずあがる『わたしのワンピース』(こぐま社刊)は、「目を楽しませるのが絵本」といった、どちらかというとデザイナーの感覚で出版したところ、驚いたことに当時は評判があまり良くなかったらしいのですが、本が出て5年くらい経ってから、「図書館でいつも貸し出し中の本」ということで話題になり、子ども自身が選んでくれて人気が出た本、ということでとても思い入れがある一冊だそうです。 
特徴的な三角形のワンピースは、西巻先生が子どもの時に手作りした(子どもの時から絵を描くのがとてもお好きだったそうです)着せ替えが元になっているそうですよ。

絵本を描くときに一番大切にしていることは
「気持ちを本にこめるにはどうすればいいか、子ども達に伝えるためにどうすればいいか。そのためには流しては作らない。けれど、時間をかける=コテコテに描く、ということではないの。
絵自体は15分くらいで描けるけれども、気持ちにピタッとした絵(表情など)になるまで10枚以上描きます。描いたものが自分の方に向いてニコッと笑ってくれるまで描きます。絵を描くのがすごく楽しい。いろんな画材に挑戦します。本を作る時はまず、どういう画材で描こうか、というところから始めるのよ。」
とのことです。

西巻先生はだいたい3歳くらいのお子さんをメインに思い描いて絵本を描かれているそうです。「毎年新しい3歳が次々と生まれるのが子どもの本を魅力」だとか。
「その子たちが大きくなった時、本で楽しんだ気持ちをまるっきり忘れてしまうのではなく、心のどこかにしまわれていて、大学生ぐらいの年齢になった時、ふっ…と思い出したりしてくれるのが嬉しいわね」。

絵のみを担当される場合は、原稿をひととおり読んで最初のイメージで描かれるそうです。「子どもの本を描く時は、あまり難しく悩みすぎない方がいいというのが持論なの。」
また、絵だけではなくご自分でストーリーも作られる場合は、最初に絵を全部描いて、後で文を書かれるそうですよ。

先生の最新刊である『けいこちゃん』は1983年に雑誌「こどものとも」326号として福音館書店より刊行されたものを、あまんきみこ先生が全面改稿して、絵も西巻先生が新たに描きおろされました。
『けいこちゃん』で使われた画材はガッシュ(不透明水彩)。描いている紙が特殊で、版画に使う手漉きの和紙だそうです。
「こどものとも版の絵は見ないで描いたのだけれども、似ているところと似てないところがあるわね。
当時と一番違うところは電話。今は携帯電話になったので、いろんなけいこちゃんと電話をする場面が、コードがついている昔のダイヤル式電話じゃなくなりました。」
「あまんきみこさんとは何冊も一緒に絵本を作っているけど、楽しくスッと絵が描けます。あまり細かく指定をされないので、絵を描く方がある程度自由に描けるの」
「お話とは関係ない猫とか犬とか人形などを画面にいれるようにしています。一つのページが豊かになるように絵を増やしていくんです。『けいこちゃん』でも主人公のけいこちゃんのお隣にウサギがいるでしょう?」
いました、いました! けいこちゃんの隣にかわいいウサちゃんが♪ 
皆様もぜひ実際に本を開いて確認してみてください☆
ブックハウスでお待ちしております。

<西巻茅子先生のポプラ社最新刊>
f0101969_11522426.jpg『けいこちゃん』(絵本いつでもいっしょ24) 
あまんきみこ作 西巻茅子絵
/税込価格:¥1,155(本体 : ¥1,100)
/出版:ポプラ社/サイズ:23×23cm / 28p/ISBN:978-4-591-10406-4
/発行年月:2008.7


幼稚園に入った日、「けいこちゃん」と先生に呼ばれた時、と同時に返事をした子がいました。同じ名前の子とすっかり仲良しになったけいこちゃんは、お母さんがドーナツをいっぱい作った日に、一緒に食べたいな、と思って電話をしたら、違うけいこちゃんに繋がって…?

「けいこちゃん」という主人公の名前を、お子さまの名前に変えてぜひよんであげてください。楽しくて子どもたちが大喜びすること間違いなしの絵本です。

※ブログでご紹介しております書籍・グッズはお品切れの場合がございます。 予めご了承くださいませ。
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by bh-jinbocho | 2008-10-27 11:44 | 絵本作家さんのこと☆
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