BHのマスコット・じんぼうくんがつづるブックハウスの毎日
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「そらまめくんの絵本 ~なかやみわ原画展~」
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本日 4月29日から始まりました 「そらまめくんの絵本 ~なかやみわ原画展」 。 今日は休日ということもあってでしょうか、朝からご家族連れが多く見られ、そらまめくんと遊んでいってくださいました。 ありがとうございました☆


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そらまめくん、お友だち、草木や空などの風景、みんなの優しさまで 原画から漂ってくるようです♪ とってもキレイで じーーっと眺めてしまいました。 

「ばすくん」 の原画もちょっとあります。 こちらもじんわりくるいい話。 

ギャラリー内では そらまめくんシリーズの書籍、そらまめくんのぬいぐるみはもちろん、なかやみわさんの著書の販売をしております。 12日(火)までです。 お見逃しなく!


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スタッフが一生懸命作ったかんばん。 小さな小さなそらまめくんたちがたくさん貼り付いています♪

★5月9日(土) 14時から なかやみわさんサイン会 開催します!! 「そらまめくんとながいながいまめ」 発刊記念。 ただいま整理券をお配りしております。 詳細は御問い合わせくださいませ。 お待ちしております。
※サイン会は終了いたしました。 ありがとうございました。


※ブログでご紹介しております書籍・グッズはお品切れの場合がございます。予めご了承くださいませ。
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by bh-jinbocho | 2009-04-29 15:31 | お知らせ
「ミヒャエル・ゾーヴァの世界と仕事」
シュールで思わずにんまりしてしまうユーモアもあり、芸術的な画風も大変高い評価を受けているドイツの大人気の画家といえば・・・。

ミヒャエル・ゾーヴァ。 画集 「ゾーヴァの世界」、 挿し絵では 「ちいさなちいさな王様 (講談社・アクセル・ハッケ著)」 など多数、オペラ 「魔笛」 の舞台美術・衣装制作、アニメーション 「ウォレスとグルミット:ウェアラビットの呪い」 の背景担当などなど 彼の活躍は多岐にわたって 世界中の人々に愛されています。

f0101969_1793284.jpg最新刊 「ミヒャエル・ゾーヴァの仕事」
ミヒャエル・ゾーヴァ画・文  
那須田 淳/木本 栄 構成・訳  出版 : 講談社
★日本の読者のためにゾーヴァが語りおろした画集第二弾! 今までの主な仕事についての言葉と たくさんの絵が入った大満足間違いなしの贅沢な最新刊です。



さて、彼は3年ほど前から 静岡文化芸術大学の招聘客員教授となって、日本の学生に指導をしています。  その他公開講座なども開催されていますが 昨日4月26日も 「ミヒャエル・ゾーヴァの世界と仕事 (平成21年度 特別公開講座) 」 が同大学で開かれました。 ゾーヴァ大好き!なスタッフは ちょっぴりおじゃましてきました。

公開講座は 講堂の舞台を教室に見立て、在学生、院生、卒業生で現在プロで活躍している方々などが机に座り 先生 (=ゾーヴァ) の出されたお題にそって自由に、そして決められた時間 (短い!) に仕上げる、という 素人の私からしたら非常に難しそうなワークショップでした。 正面スクリーンに学生さんの手元が大きく映し出され、作品を見ながら ゾーヴァさんのコメントを聞きました。 遊び心たっぷりのお茶目なゾーヴァさん、 評価が面白すぎて 時に会場が大爆笑になることも。 お題はたくさんあったのですが いずれも学生さんたちの想像力を問うものでした。 たくさんの人の前で 限られた時間にという厳しい条件の中 みなさんの作品はとても素晴らしく ゾーヴァさんもよく頑張りました、ありがとう、と最後にお声をかけていました。 

公開講座は残念ながら撮影禁止だったので、ゾーヴァさんのお顔をこちらに載せることはできませんが 今年64歳のゾーヴァさんは 堂々とした体格の 白髪の紳士、長年積み重ねてきたキャリアを基にした揺ぎ無い自信にあふれた キラキラした男性でした。 

最後に質問コーナーがあり、たくさんのゾーヴァさんの声が聞かれました。 その中のひとつ、「一番楽しかった仕事は? 逆に、辛かった仕事はありますか?」 という質問に答えたゾーヴァさん。

――― 一番楽しかった仕事は、前から個人的に好きだった ニック・パーク (ウォレスとグルミットの監督) と一緒に仕事ができたことです。 辛かったことは、(たくさんあるのですが) 20年くらい前にベルリン映画祭のエルビスプレスリーのポスター制作中、絵の受け渡しの1時間前に出来上がるようにラッカーをかけて置いておいたら 真上を猫がドタドタ渡って すべてめちゃくちゃになってしまったこと。

―――ユーモアたっぷりのゾーヴァさん、もちろんドイツ語で語られ通訳を介して聞いたのですが 直接理解できたらなぁっ!と思います。 司会は那須田淳さん。 ベルリン在住の作家さんであり、ゾーヴァの本の翻訳や 那須田さんの文章にゾーヴァが挿し絵を描かれたり、というゾーヴァさんのご友人でもあります。 和やかに充実のワークショップは終わりました。

4月29日から松屋銀座にて 「ミヒャエルゾーヴァ展」 開催されます♪ 29・30日は来日中のゾーヴァさんが松屋にてサイン会を行う模様。 わくわくわくします。

f0101969_11471859.jpg白いニガーのウンババ。 購入しました。 うふふ。



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by bh-jinbocho | 2009-04-27 10:18 | 絵本作家さんのこと☆
「アメリカからの小さなおきゃくさま♪」
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きぬちゃんです♪

アメリカから 休日を利用して日本に遊びに来たきぬちゃん。 お父様がアメリカ人、お母さまが日本人ということで、小さいのに英語も日本語もペラペラ☆ お名前は シルクロードのように 東西文化を結ぶ架け橋になってほしいという願いを込めて付けられたそうですよ。

小さなお客さまでしたが とにかくパワフルで スタッフはふうふうでした。。 楽しかったです。 また遊びに来てくださいね~♪
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by bh-jinbocho | 2009-04-26 18:17 | 本日のおきゃくさま☆
「雨でも元気に おはなしフェアリーズ!」
今日は、小原乃梨子さんと「おはなしフェアリーズ」のみなさんによる、おはなし会が行われました。
神保町はあいにくの雨でしたが、たくさんの方が集まってくださいました。
f0101969_16501832.jpgまず最初は「グリーンマントのピーマンマン(さくらともこ 作/中村景児 絵 岩崎書店)」。
不思議な力でバイキンをやっつける、ピーマンのおはなしです。
バイキン役を熱演してくれたおにいさん(写真右端)、最高でした。
f0101969_1713142.jpg続く「999ひきのきょうだいのおひっこし(木村研 文/村上康成 絵 ひさかたチャイルド)」も、フェアリーズならではの見事なチームプレーが披露され、会場は盛り上がりました。

f0101969_1714219.jpgフェアリーズのイベントでは、いつも
「みんなで楽しむ一体感」を味わうことができます。
最前列の子どもたちだけでなく、お父さんもお母さんも、みんないっしょに「かえるの手あそびうた」を歌いました。

f0101969_1730451.jpg最後のおはなしは「のりののりこさん(かとうまふみ 作 BL出版)」。
小原乃梨子さんが「のりこさん」をはじめ「チョッキンふじん」や「マジックだんしゃく」を熱演。本当に楽しいおはなし会でした。
次回のブックハウスイベントは、5月9日(土)の13時から、たゆたうのみなさんによるおはなし会です。
また、おはなし会のあと14時から、なかやみわさんのサイン会を開催します。お楽しみに。
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by bh-jinbocho | 2009-04-25 17:57 | ブックハウスイベント
サイン本到着しました☆
お品物には限りがございます。お早めにどうぞ!
f0101969_1925430.jpg『赤いポストとはいしゃさん』 絵本のおもちゃばこ
薫 くみこ 作
黒井 健 絵
税込価格: ¥1,365 (本体 : ¥1,300)
出版 : ポプラ社
サイズ : 26cm / 36p
ISBN : 978-4-591-10516-0
発行年月 : 2009.3
※薫くみこさんのサインと黒井健さんのサインとイラストが入っています。
「赤いポストとはいしゃさん」のサイン本はご好評に付き完売いたしました。 ありがとうございました。
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by bh-jinbocho | 2009-04-23 19:27 | サイン本コーナー
「黒井健先生と薫くみこ先生にお会いしました♪」
ポプラ社さんで月に一度開催されている絵本カフェなる夢のようなひととき、今月のゲストは黒井健先生と薫くみこ先生。
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(写真左:黒井健先生/写真右:薫くみこ先生)

f0101969_11381493.jpg今年3月に発売になった「赤いポストとはいしゃさん」(ポプラ社/薫くみこ 作・黒井健 絵)をお描きになったお二人です。黒井健先生は説明も不要でしょうが 独特の画風で大人気の現代絵本界を代表する作家さんです。 この絵本の表紙の 優しそうな(そしてハンサムな)男性と可愛らしいリスの親子が描かれたものを見ただけで 絵本のイメージがむくむく湧いてきませんか。 今回は黒井先生の絵本作りのお話を中心に、この絵本の制作についてお2人から伺いました。

【まず、この絵本を作られることになったきっかけは・・・】
以前から黒井先生と一冊の絵本を作りたかったという薫先生のたってのご希望で始まったというお話ですが、黒井先生へお話をお持ちし続け、なんと2年越しに実現したとのことです。 黒井先生が依頼を受けられるには8年かかる (!) ということもざらで 2年は早い方だそうですが、やはりこれは美女・薫先生の頼みということで特別なのでしょうか、黒井先生?!
文章を完成された薫先生、それを読んだとたんに発せられたご担当編集者の 「この絵は黒井先生にぜひ!」 という強力なひとことが後押しにもなり、黒井先生へとその文章が渡りました。

【黒井先生の絵本作りについて・・・】
「筆が遅いんだよね」 と黒井先生 (以下 黒)。 その理由、先を読めば納得です。

 「絵本に取り組む時まず最初に準備することは、場面作り。 文章を読んでいろいろと想像するんです。 風景の多いものはロケーションを決めたりしますが、この絵本はその必要がなかったので大道具作りから始めました。 この主人公の歯医者さんは独身の若い先生だな、きっと住居も共にしているだろう。 建物のイメージは古い洋館で眠るところはやっぱりベッドだな、シェードランプもある。 住居なら小さなキッチンもいるし冷蔵庫もクローゼットも・・ という感じで絵本に出てこない部分 (=住居部分) もきちんと設定するのです。 診療室には診療台は何台かな、新しいものではないな、絵本に出てくるトレーやストーブ、歯医者の道具なども細部に次第に入っていって、待合室があって受付があって・・・。 そういう作業の中で、だんだん彼の生活が見えてくる。 これで、何日か費やすのです」

―――先生の描かれたラフ画を拝見すると、この絵本の舞台となる診療所、そして歯医者さんの住居部分までが詳細に見取り図として出来上がっているので驚きました。私でさえも 歯医者さんがどんな生活をしているか イメージがどんどん湧いてくるような ラフ画です。
続いて、主人公のラフ画も見せていただきました。

 「さて、全体の設定が終わったあと、次は主人公を考えます。 文章を読むと これだけいい人だから小柄でずんぐりしていて 純朴・イモっぽいイメージだろう。 しかし、ふと美貌の薫先生のことだから、やっぱりハンサムなほうがいいだろうな~と思って すらっとしたハンサムタイプも描きましてね、両方を薫さんに見せ選んでもらったら、やはりそのハンサムなほうを選ばれて (笑) 」
薫先生(以下 ) 「(ラフ画のずんぐりした人を指し) みるからにいい人。 そういう人は、おかあさんにお手紙をきちんと書きそうじゃないですか。 ちょっぴり筆不精で、わかってはいるけれど不義理な部分がある・・そう考えてこちら (スリムな方) を選ばせていただきました。 もちろん私がメンクイだということもありますが・・」
 「なかなか作家さんにこうしてキャスティングを相談したりしないんですよ。 今回は特別。 薫先生のこの絵本にかける想い、その熱意を汲み取りたいと思って選んでもらいました」

―――黒井先生は 「ぼくは普通、作家さんの言うこと聞かないんだよ (笑)」 と。

 「ということで、今回 “ほっそりした人” を始めて描いたので難しかったです。 体の動きなど、今まで描いたことがなかったので新鮮でした」
 「主人公はすらっとしていて黒井先生ご自身をモデルにされていると思いました。(会場一同、うなずく。 黒井先生、すらっとして穏やかで ものすごいダンディな方なのですもの!)」

 「そうして、キャスティングが決まったら 次に見取り図の中に立たせていきます。 カメラアングルを考え、いろいろな選択肢が生まれます。 間取り図から、具体的な色、素材などもできていきます。 待合室の後ろの窓はどうしよう。 サッシは冷たいし、カーテンじゃないな、ステンドガラスにしよう。 イスはビニール?起毛?・・・といったような感じで素材を決めていきます。 テーブルはお絵かきをするときに出てくるから、後ろのステンドグラスと違和感のない色がいい。 そのようにして色も決まってゆく。 後ろは後でポストを置くところだから空けて、薪ストーブを置き・・。
必要なものを描けば描くほどじゃまになる。 きりがない。 しかしそれがとても楽しい作業です」

―――イメージをきっちり作っておくことによって矛盾がなくなり統一することができる、と黒井先生。 これだけ念入りに準備されているんですね。 うーむ。

 「色付けは、色鉛筆とクレパスで描いています。 クレパスを溶剤に近いもので溶いてのばしていく。 色がとても強くでるけど、細かいところが描けないのです。 様々な紙に塗ってみて、定着するためのスプレーを塗って描いてホワイトが一番出るのは何だろう、、などといろいろ試していると・・・」

―――黒井先生が筆が遅い? これだけの作業をこなしていらっしゃるのですから 当たり前ですね。 途方にくれるような作業です。
黒井先生は 「いつもきれいで安定していますね」 と言われるとちょっと複雑だそうです。 35年のキャリアがあり淀みなく物事を仕上げる方法ももちろんご存知ですが、予定通りに物事が仕上がっていくことは寂しい、新鮮味がない、とおっしゃいました。 「がらがらがらがら・・・ぽん!と突然できたものが面白い。 たとえしくじってもそういう危険を冒してもやっていきたいですね」。 決して年月に甘えることなく、常に表現方法を新しく、模索しながら挑戦していきたいというお言葉もありました。 これはどんな仕事にも共通する言葉かもしれません。

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【作家さんと画家さん それぞれのお仕事】
画家さんが作家さんの文章を読み、ページ配分などを決めてゆきますが 黒井先生と薫先生が絵本の完成までのお互いの感情について質問しあう場面もありました。
 「この文章の中でポストが擬人化することにあまり抵抗はありませんでした。 ポストの中をのぞいたら夕焼け、というところも、“そうかもしれないな” と自然に受け止めましたね。 薫さんは逆に自分の文章を絵にされた時の違和感はありますか」
 「自分が憧れている先生が描かれている、ということもあるでしょうが、今回は自分が思ったものを越えていました。 最初のページ (診療所のところ) を見た瞬間、鳥肌がたって大騒ぎ。 私が描きたかったものすべてが漂っていました。 外の空気のひんやりしたところ、逆に診療所内の温かさ、先生の優しさ、信頼されているところ・・・。 一枚見ただけで素敵な作品になると確信しました。 表紙のリスも、ほら、言葉が聞こえてくるようでしょう。 黒井先生に、お願いしてほんとうによかった」
 「文章と絵のバランスというのは、ぼくが読んで自分のイメージを作っていくんだけれど、それって固有のものじゃない? 作家さんはそういった部分をどう感じているのかな」
 「自分だけの世界だと確かに収まりはいいんですが、黒井先生の描かれたものを拝見すると (最初は違うな?と思っていても) もっともっと世界が広がっているんですよね。 作家と画家がそれぞれのイメージをぶつけることによって より多くの読者の納得がいく世界が広がるなって。 黒井先生にこれほどたくさんのイメージを持っていただいて 本当に光栄です。
 特にあの夕焼けのシーン。 私は夕焼けとはひとことも書いていないのに、黒井先生がその通りの絵にしてくださった。 行間を読んでくださっている、同じところに降りてきてくださった、と嬉しかったですね」

黒井先生は最後に 文章と絵の調和をピアノとヴァイオリンに例えられました。 「それぞれ音質は違うけれど、同じ旋律をおっていたらつまらない。 和音の美しさを奏でることが大事です。 ピアノ (文章) が主人公で主旋律を、ヴァイオリン (絵) がそれに沿いつつ 時々音が響いて前に出る・・・そういった形がいいですよね。 できるだけ違和感なく作るように心がけています。 絵だけ主張してもダメですね」

【ちょっぴり黒井先生へ質問】
―――影響をうけた作家・画家はいますか

 「影響ではなく、好きな絵描きさんは二人います。 まずトーベ・ヤンソン。 タンペレ (フィンランド) のムーミン谷博物館に行った時、ペン画がほとんどなんだけれども何気なくみたら本当に素晴らしい。 彼女が点を打つとフィンランドの霧になるし、チョンっとはねると波になる。 ぞくぞくっとしましたね。 彼女に会いたいと3回アプローチして、3回とも断られました。 「絵本について聞きたい」 と申し出ると、「今更言うことはない。すべて本に書いてある」 と彼女がいった。 まったくその通りですよね。
それから、オールズバーグ。 彼のストイックな絵が好きでお会いしたくて3年交渉し、96年にやっと2時間だけ機会をもらって、ボストンの近くにいた彼の自宅へ向かいました。 印象的だったことは 「絵本製作時に誰かに相談しますか」 と質問すると、「しない」とはっきり答える。 編集者にも奥様 (TVディレクター) にも、という同じ質問にすべて 「しない」 。 ぼくも挫けずに 「誰にも相談せずに心細くなったりしませんか」 と続けて尋ねると、「しない。 したら自分の世界じゃなくなる」 と。 なるほど~と思いました。 最後に 「今度日本にいらしたら・・・」 というと 「行かない。 サイン会しか行かない。 本当はどこにも行きたくない」
――と、非常にストイックな方でしたね。 思えばヤンソンもオールズバーグもストイックという点が共通しているかもしれません。 憧れているんでしょうか。 ただぼくの作品と共通する匂いは感じるところはあるかもしれません。 寂しそうなところ、孤独感とか。それがなぜかはわかりませんが」

先生方にお話を伺った後 改めて絵本を読みました。 ラフ画から始まり、歯医者さんの先生の人柄、診療所の構図や全体的なカメラアングル・・また新しい発見がたくさんありました。 でも、先生がお父さんに向けてお手紙を出すところ、その後の夕日のシーンでは ジーンとしてしまうのは前と変わりありません。 いえ、お話を聞いたらやっぱり余計に涙が出てきたりします。 絵本はまず一人で何回も読んで、声に出して読んで、人にも読み聞かせをして、親しい人と一緒に読んで、先生にお話を聞いてからまた読んで、絵もじっくりと眺めて・・・何度も何度も読んでほしいな~と思っています。 この絵本も そうやってじっくりと時間をたっぷり費やして味わってほしい一冊です。

原画がまた素晴らしいので 黒井健先生の 「黒井健絵本ハウス (@清里)」 で 原画展が開催されるのが楽しみですね。 ちなみに絵本ハウスの設計は黒井先生が惚れ込んだ設計士さんにお願いしたといいますから 建物自体を堪能するのもまた楽しそうです。 HPで黒井先生の在館日をチェックして、どんどん清里へ遊びに行きましょう♪


黒井 健
新潟県生まれ。新潟大学教育学部美術科卒業。学習研究社幼児絵本編集部に入り、2年間絵本の編集に携わった後退社。フリーのイラストレーターとなる。絵本、童話のイラストを中心に活躍。1983年、雑誌「詩とメルヘン」に掲載した一連の作品で第9回サンリオ美術賞を受賞。
黒井健絵本ハウスHP

薫くみこ
東京都生まれ。女子美術大学デザイン科卒業。「十二歳の合い言葉」(ポプラ社)で第12回児童文芸家協会新人賞を受賞。「風と夏と11歳―青奈とかほりの物語」(ポプラ社)で産経児童出版文化賞を受賞。2007年、「なつのおうさま」(ポプラ社)で第18回ひろすけ童話賞を受賞。「十二歳シリーズ」、「おまかせ探偵局シリーズ」など著書多数。
薫くみこ公式ブログ とてもキレイな写真いっぱいのブログです☆


※ブログでご紹介しております書籍・グッズはお品切れの場合がございます。予めご了承くださいませ。
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by bh-jinbocho | 2009-04-22 11:33 | 絵本作家さんのこと☆
「いりやまさとしさんがいらっしゃいました☆」
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ちょっぴり温かい今日の神保町です。 ギャラリーで原画展を開催中 (原画展は4/28で終了いたしました) の 「ぴよちゃん」 シリーズの生みの親 いりやまさとし先生が 息子さんとご一緒に お店に遊びに来てくれました☆ ぴよちゃんがほんわかふうわり、ふよふよ、綿毛の可愛らしいイメージなので、描かれている方はなんとなくふんわりした女性を勝手に想像していましたが、いりやま先生は笑顔の素敵な颯爽としたナイスガイ (古い?) でございます。 ぴよちゃんの誕生秘話を伺ったり いろいろなお話をしていくうちに 温かいお人柄がじわじわと感じられ、 やっぱり ぴよちゃんを産み出された方だなあと改めて思いましたよ。 
息子さんは 「お父さんの絵本 大好き!」 とニコニコ笑顔でぴよちゃんの絵本を手にとっていらっしゃいました♪ スタッフもぴよちゃんが大好きです♪


さてさて、ブックハウス宛の色紙を描いていただいております☆ 真っ白な紙に だんだんぴよちゃんが出来て行きます。f0101969_1521283.jpgf0101969_1522795.jpg

フィニッシュ!
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あっという間にかわいいぴよちゃんが出来上がりました♪ わーい。 お店に飾らせていただきます。 

f0101969_155320.jpgみなさん、サインをよ~く見てみてください。 「いりやまさとし」 って、読めます・・・・か? なんとこれ、お名前のさとし (SATOSHI) を逆に (鏡文字というのでしょうか) 描かれているんですよ。 先生は左利きなので このサインを考えられたようですが、ちょっと特徴のある素敵なサインだと思いませんか。  


その後は 少々制作に関して伺いました。 現在はちょっと和紙っぽいケント紙に パステル、アクリル絵の具を乗せて描かれているといういりやま先生。 紙への色の浸透が良いということです。 みなさん、原画はもうご覧になりましたか? 肌理細やかで滑らかな表面、発色の良さで 一見手書きに見えないような美しさなのですよ。 分かってはいたものの 実際に先生から手書きでこうやって描いた・・と聞いてみると改めてびっくりです。 だいたい構想も含めて一年に3冊ペースかな・・・ とおっしゃった先生。 現在は 教育画劇、ポプラ社で 新刊作成中とのことで、こちらも今からとっても楽しみでワクワクしますね。 早く手にとって見たいです。 新刊情報は入り次第当店のホームページでもご紹介いたしますのでお見逃しなく!!

さて、いりやま先生は絵本作家のほかにも デザイナー、イラストレーターなど幅広くご活躍中ですが、実はもうひとつ別の顔が・・・!!! なに?なに?

本日ブックハウスにいらしていただいたのには この近辺にご用事があったからだということで、それがヒント。 そう、この近辺といえば・・

「出版社」 ? いいえ。 (確かに多いです)

「古本や資料探し」? いいえ、いいえ。 (確かに神保町は本の街ですから)

「秋葉原の電気街」? いいえ、いいえ、いいえ。 (息子さんはご興味おありだそうです)


正解は・・・

「お茶の水の楽器街」 ! でした。

ギターを楽器店に修理に出されたんですって。 先生はなんとギター歴が画歴よりも長いくらいで、いろいろと活動されているのだそうです。 しかも、様々な種類のギターを弾かれるそうですよ。 かーっこいい♪ ライブに機会をみて参加したいな~と思ったスタッフでした。  天は二物も三物もお与えになるのですよ、とちょっぴりうらやましい凡人のわたくしでした。


今日はそんな楽しい昼下がりでした。 やさしく魅力的ないりやま先生の絵本たち。 ご本人もまさにそのイメージの方でした。 これからも可愛い絵本を楽しみにしております♪ 先生、ありがとうございました☆

☆ぴよちゃん最新刊発売中♪ ただいまギャラリーではサイン入り絵本を販売中です。 お早めにどうぞ!!
詳しくはこちら
※原画展終了後は 店内にてサイン本を販売しております。
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by bh-jinbocho | 2009-04-18 14:35 | 絵本作家さんのこと☆
「ぴよちゃんとあそぼ」最新刊3冊のサイン本が到着しました!
ただいまブックハウスギャラリーにて開催中の「ぴよちゃんとおともだち」原画展。(くわしくはコチラをごらんください)
とってもカワイイ♪とお客様からとってもご好評をいただいております。

この「ぴよちゃん」シリーズの最新刊のサイン本が到着しました!
なんと表紙にサインとイラストが入っているんですよ~。

f0101969_1414169.jpg「ちょうちょさんまって」ぴよちゃんとあそぼ!
いりやま さとし 著
税込価格: ¥714 (本体 : ¥680)
サイズ : 14×14cm / 16p
ISBN : 978-4-05-203120-5

「ちょうちょさんまって」のサイン本はご好評に付き完売いたしました。 ありがとうございました。



f0101969_14183538.jpg「とびだすいないいないばあ!」ぴよちゃんとあそぼ!POP UP
いりやま さとし 著
税込価格: ¥819 (本体 : ¥780)
サイズ : 14×14cm / 12p
ISBN : 978-4-05-203122-9

f0101969_14194330.jpg「なかよしおやこ」ぴよちゃんとあそぼ!
いりやま さとし著
税込価格: ¥819 (本体 : ¥780)
サイズ : 14×14cm / 24p
ISBN : 978-4-05-203121-2

「なかよしおやこ」のサイン本はご好評に付き完売いたしました。 ありがとうございました。

※すべて学研より'09年4月刊

☆表紙にいりやまさとし先生のイラストとサインが入っています。イラストは写真と雰囲気が違うものがございます。
数に限りがございます!お早めにどうぞ!

なお、ボードブックという紙質の表紙にイラスト及びサインが入っているため、ご自宅でのお取り扱い及び保存状態によっては直筆サイン&イラスト部分に傷がつく場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。

★ただいまこの3点に、お客様やプレゼントされる方のお名前を、いりやま先生が直接入れてくださいます。
先着での受付になりますので、お気軽にスタッフまでお問い合わせくださいませ。(お届けは後日となります)
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by bh-jinbocho | 2009-04-17 14:30 | ブックハウスイベント
おはなし会 音福さん&神保町応援隊のみなさん
今日は14時からと15時から、2回にわたっておはなし会を開催しました。
f0101969_16232227.jpg1回目の話し手は、神保町にある三味線と小物の店「音福」の小山貢琳さん。
ノルウェーの民話「3びきのやぎのがらがらどん」と、昔話「こぶとりじいさん」で、三味線と絵本の見事なコラボレーションを披露してくれました。


f0101969_18473886.jpgおはなしの効果音やBGMとして、今日は三味線が大活躍。迫力のある音から思わず笑ってしまう楽しい音まで、三味線はいろいろな音色が出せるんですね。
さらに今回のイベントでは、三味線の伴奏で歌を歌うという体験もできました。秋田の民謡「ドンパン節」で手遊びをしたり、「いぬのおまわりさん」を歌いました。
最後は津軽三味線の演奏。迫力満点でしたね。 


f0101969_18485647.jpg2回目は、神保町応援隊のみなさんによって、紙芝居が4本披露されました。
応援隊の紙芝居は、まさに「お芝居」なんですね。登場人物によって話し手が変わったり、そのシーンならではの演出が用意されていたりするんです。


f0101969_18492464.jpg観客とのコミュニケーションが重視されているので、会場が一体になって盛り上がります。
今日は「ごちゃまぜカメレオン(エリック・カール)」が、とくに楽しかったです。


次回のブックハウスイベントは4月25日(土)の14時から、小原乃梨子さんとおはなしフェアリーズのみなさんによるおはなし会です。
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by bh-jinbocho | 2009-04-11 19:19 | ブックハウスイベント
「絵本の国のぬいぐるみ」
3月の新刊 「絵本の国のぬいぐるみ」 もうご覧になりましたか? 
f0101969_15342052.jpg「絵本の国のぬいぐるみ MOE BOOKS 」 原 優子著
税込価格: ¥1,575 (本体 : ¥1,500)出版 : 白泉社
ぐりとぐら、ぐるんぱ、こねこのぴっち・・・。 何十年も愛され続けている絵本のキャラクターがぬいぐるみになって販売されてはおりますが、自分の手で作れるというのはとても嬉しい! なんと15種類ものぬいぐるみが作れるようになっているんです。 手芸が苦手、という方でも わりと作りやすく書かれていてオススメですし、上級者の方は 布地や表情などいろいろ工夫して楽しくコレクションできそうです。
f0101969_15385197.jpgスタッフ作 ぱたぽん (まりーちゃんのひつじ より)
ちょっとぶかっこうだけど、一生懸命作りました☆

f0101969_15392739.jpgおはなしくまさんにちゅーー。

楽しく遊べます。

f0101969_14294212.jpg生垣をむしゃむしゃ☆

いろいろと遊べます♪

みなさんもぜひ! 


※ブログでご紹介しております書籍・グッズはお品切れの場合がございます。予めご了承くださいませ。
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by bh-jinbocho | 2009-04-04 15:28 | へなちょこスタッフ